もくじ
■ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2 M3IETW2の基本性能
型番:M3IETW2
カラー:BLACK
機能:ノイズキャンセリング、LDSアンテナ、Bluetooth 5.1、ドイツ本社開発7mmドライバー、対抗コーデック:AAC/aptX/SBC、IPX 4 防滴、本体7時間+ケース21時間再生、USB-C
付属品:イヤホン本体、イヤーチップ3種、専用ケース、USBケーブル、取扱説明書
公式サイト:ゼンハイザージャパン
■momentum true wireless2の概要
ゼンハイザー初の完全ワイヤレスイヤホンとなった前作・momentum true wirelessの不満点を解消し、アップデートされたmomentum true wireless 2(mtw2)。
ゼンハイザーの製品レパートリーにおいてデザインと音質を高いバランスで図るmomentumシリーズにおける完全ワイヤレスイヤホンです。
装着感も申し分なく、非常に自然なつけ心地・装着感です。前作よりも一回りコンパクトになった筐体のおかげでもあるでしょう。(前作ではやや大ぶりな筐体に耳が痛くなるなどの声も多かった)
タッチセンサーによる操作性も申し分なく、さらに専用アプリでボタンの割当を変更できるなど(これが以外と設定やカスタマイズできない高級イヤホンもまだまだ多い…)、完全ワイヤレスイヤホン2作目にして短期間でブラッシュアップされ、非常に高い完成度を誇っています。
充電を兼ねた専用ケースは、外装にファブリック素材が使われており、見た目に温かい印象を与えるだけでなく、手に持ったときの感覚は他の機種とは一線を画します。単なるイヤホンケースというより宝物が入った箱、という感じ。間違いなく所有感が満たされるデザインでしょう。一方で残念ながらケース自体にはAirpods Proのようなワイヤレス給電には対応していません。
■momentum true wireless2 の音質
気になるmomentum true wireless2の音質ですが、いかにも「ゼンハイザーらしい」、ウォーム系。高音から低音まで非常に自然で広がりを感じる音の作り込みは、まるでスピーカーで音楽を聞いているような印象です。聞き疲れしにくい音質なので、ずっと音楽を聞いていられます。まさにリスニングイヤホンです。
一方で高音質イヤホン=モニター系に見られるような、「全ての音を全部鳴らしきる!」「解像度モンスター」のような、”解像感重視”の方々には、全然良くないじゃん…という意見も多々、見られます。解像度に関しては完全ワイヤレスイヤホンでもTechnicsのEAH-AZ70Wの方が表現は上と言えます。
また、決して派手な音でもないため、ノイキャンで以前高い人気を誇るSONYのWF-1000XM3と比べると、おとなしい印象を受ける方もいらっしゃるかと思います。
そしてハイエンドワイヤレスイヤホンの必須機能となったノイズキャンセリング機能ですが、「パッシブ+アクティブの融合」=フィードフォワード式を採用しています。しかし “外で音質を高めるために設計された” というだけあって、他社製と比べるとその性能は控えめ。風切り音やノイズなどは消えますが、人の声・アナウンスはほとんどキャンセルできません。
一方でノイキャンのオン・オフでは音質はほぼ変わらず、騒々しい場面でも高い音質を提供します。外部マイクを活用しての外音取り込み機能もあり、イヤホンを外さずに右耳を2回トントン、とタップすると外の音が自然に聞くことができます。
momentum true wireless2のキャッチコピーである「音質にこだわらないなら、ほかをあたってください」のとおり、(ハイファイ的な)音質に全振りしたともいえるワイヤレスイヤホンなのです。
■momentum true wireless2の人気
前モデルにおいて装着感や自然放電など問題を抱えていたというネガティブな材料が合ったにもかかわらず、発売直後からイヤホン人気ランキング1位を獲得、4万円近いプライスタグがつけられたにも関わらず、amazonやビッグカメラ・ヨドバシカメラなど大手販売店で軒並み売り切れが続出する大人気モデルとなっています。
各サイトでの入荷時から売切までの状況をウォッチしていると、ホワイトよりもブラックの方が人気が高いようです。ホワイトは在庫が復活していることもあるので、すぐに聞いてみたい!という方はホワイトを狙ってみるのもよいのではないでしょうか?
■momentum true wireless2の略称?
それにしても “momentum true wireless 2” って長いですよね…
しかし型番も「M3IETW2」と難解な感じで、覚えにくいです。
そのため、頭文字を取って、”MTW2″ と略すことが多いようです。
5chやTwitterではネットスラング的に「木綿2」と表現する方も多数います。
これは “momentum” = “モメンタム” = “もめん” = “木綿” ともじったものです。
そのため「木綿2は~」などというコメントが繰り返されていたりします笑
■momentum true wireless2の評判
MTW2で聴くとサックスの色気が凄まじい
— 銀鉱石 (@YinKuangShi) May 18, 2020
イヤホン付けると世界に音楽と俺しか居なくなる感じが好き?
MTW2はエージングも80時間くらいしてだんだん良くなってきてる?
2mm小さくなったのがデカイのかフィット感も申し分なく嬉しいですね♪
そして、なぜかクリケイを聞いている? pic.twitter.com/KHV8RUJxyD
— musicmann@大事なのは想像力 (@nevergiveup771) May 15, 2020
■75周年アニバーサリーエディションが登場
ゼンハイザーは8/25にゼンハイザー誕生75周年記念モデルとして、MOMENTUM True Wireless 2 Anniversary Editionを発表しました。(公式サイト)
フリッツ・ゼンハイザー博士が追求した音質へのトリビュートモデルとして、オールブラックの専用塗装・記念モデル専用オリジナルロゴをあしらっています。
※残念ながら国内では発売予定なし
■ゼンハイザーとは
マイクロフォン、ヘッドフォン、イヤホンなどを手掛けるドイツの総合オーディオ機器メーカー。
1945年に創業者のフリッツ・ゼンハイザー博士により設立され、その徹底した音質志向は、音楽制作や映像制作現場のプロフェッショナル向けモデルにおいても高い支持を集めている。
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